2005年11月16日

外国為替市場

外国為替市場は、株式市場のように取引所はなく全てが相対マーケットで成り立っている。相対マーケットであるので、海外旅行に行ったときなどに街角の両替所で、日本円をアメリカドルに両替したとすれば、そこが外国為替市場ともいえる。
しかし一般的には、銀行間(業者間)市場のことを外国為替市場と言う。銀行間市場は、大きく分けて次の2つの市場がある。【ブローカー(仲介)市場】現在、東京には数社の外国為替ブローカーが存在し、それぞれが顧客となる銀行の売買の仲介を行っている。これはあくまでも仲介なので為替の約定は銀行同士で行っている。最低取引単位は、1百万米ドルとなっている。ブローカーは、株式市場における取引所のような働きをしているが、それぞれに営業をしているため、微妙な相場の違いがある。このため、株式とは異なり同時に2つ以上の取引が起こっていることもある。
【直接取引市場】銀行間の直接取引で、電話や電信(外国為替専用のチャットシステムがあり、業者間で結ばれている。
このような取引は国内のみならず世界中とつながっており、これを使って、銀行間で直接取引を行う。例えば、東京にある銀行と、シンガポールにある銀行が直接取引をすることもある。通常、先進国の通貨ペア(米ドル/円等)であれば、1千万米ドル以上の取引となっている。 海外旅行の際の両替など、顧客からの注文は、銀行などの金融機関が、一度、自己ポジションで、その注文を受けてから、銀行間市場で、その自己ポジションの調整を行うことで、成立している。外国為替市場において、東京市場という考え方は、単に時間的な区切りでしかない。月曜日の朝にシドニー市場(東京午前3時頃から)が始まり、金曜日のニューヨーク市場(東京土曜午前6時)が終わるまで不断に連鎖して続いている。なお、外国為替市場の銀行間取引には、直物取引、先渡し取引、通貨オプション取引がある。

posted by 管理人 at 01:11| Comment(0) | 株用語辞典(か行) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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